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ワキガはどんどん低年齢化！小学生低学年でもニオったらきちんとケアを！

いままで、ワキガは思春期以降の悩みと考えられてきました。
大人になる頃に自分で気づき、市販の商品でケアをはじめ、社会に出て、本格的な治療を考える。
そんな構図だったのですが、最近は低年齢化。小学生低学年でも、ワキガ臭に悩む場合があるのです。
こんな場合、どう対処していけばいいのでしょうか。

子どものワキガ臭はなぜ起こる？

子どものワキガも、原因は大人と同じくアポクリン腺の活動によるものです。
今までは、ホルモンの分泌が盛んになる頃、高校生くらいになってワキガ臭が強くなると言われてきましたが、最近は低年齢化しており、要因として、食生活の欧米化が考えられています。
事実、現代人のアポクリン腺は以前に比べて格段に大きくなっており、その分、活動も活発化しやすくなっています。

子どもでもできるワキガ治療とは

子どもからワキガ臭がすると、真っ先に悩むのは母親だと言います。
「これから、子どもが悩むのではないか？」
「ワキガが原因でイジメられないだろうか？」
といったところが、気になるのでしょう。

そこで、思春期以前のお子さまに可能なワキガ治療について、考えてみました。

1.　ワキガ対策用の市販デオドラント剤を使う。
　　お子さまのワキガ臭は、アポクリン腺が発展途上であるため、強烈ではありません。
　　市販デオドラント剤でも、しっかりとケアできる程度です。
2.　服に吹き付けるタイプの消臭剤を使う。
　　イオンを使った消臭剤で、カラダではなく、衣類に吹き付けて使います。
　　すると、衣類が消臭服に変化！お子さまに気づかれることなく、使うこともできます。
3.　ボトックス注射やビューホット、ミラドライなどで治療。
　　これらの治療がオススメな理由は、学校生活に支障をきたさないこと。
　　永久的な治療ではありませんが、発展途上のアポクリン腺には充分に対応可能です。

ここでひとつ注意しておきたいこと！
「メスを入れる本格的な治療については、行わない」 で欲しいのです。
というのも、お子さまのアポクリン腺は成長に伴いどんどん発達します。
発達途中に手術で取ってみても、再発する可能性が大きく残ってしまいます。
せっかく手術をしたのに効果がでなかった……そんな哀しい結果にならないよう、本格治療は思春期を超えてから考えましょう。