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ワキガは病気ではありません。うつりません。正しい知識を身につけて！

「どうして私はワキガなの……？」 という疑問をお持ちの方に。

ワキガに関すること、きちんと知りましょう。
巷には、間違ったウワサも飛び交っているようですよ。

ワキガの原因

ワキガは、アポクリン腺を多く持っているか、否か……で決まります。
そしてその数は、体質によるもの。
つまり、親から子へ遺伝する可能性の大きな症状。
ワキガと遺伝の因果関係を調べた研究によると、両親ともにワキガであるなら、子どものワキガ率は80％となっています。
かなりの高確率ですよね。

ちなみに、日本のワキガ人口は 10～15％。
欧米諸国は 80～90％、アフリカ系は 100％ とのことです。

ワキガが伝染……？！

ワキガの人と触れ合ったり、服の貸し借りをして、「ワキガがうつった！」という方がおられます。
これは全くのデマ。
ワキガは体質によるものなのでうつりません。
そもそも、ワキガは病気ではありませんので、そのような表現自体が良くないと思いますし。

このようなデマが拡散している理由は、「日本人が潔癖すぎること」 が一因なのだろうと考えられます。
常にキレイに、清潔に……と思うあまり、少しのニオイも許せない状態となっているのでしょうね。
清潔は良いことなのですが、度をこしてしまう危険性は知っておいた方がいいと思います。

「じゃあ、ワキガの人から服を借りたら、そのあと私からも同じニオイがしたんだけど、それってどういうこと？！」 という疑問に対してですが、こちらは、「服に残っていたニオイが、間接的にワキの下に付いてしまった」、これが原因です。
ですので、そのニオイはシャワーで洗い流せますし、洋服についたニオイも、洗濯をすればなくなってしまいます。

ワキガでも臭くないこともある？

こちらは、「YES」 です。
ワキガのニオイには、強弱があります。
また、食べ物やストレスの度合いにより、ニオイの質が変わることも知られています。
そのため、日によって 「クサイ」 と感じたり、「クサくない」 と感じることもあるのです。

肉や脂っこい食事を減らし、野菜や魚をしっかりと食べ、ストレスを発散させれば、ニオイはかなり抑えられますよ。